P+D BOOKS 夜の三部作 P+D BOOKS 夜の三部作

P+D BOOKS 夜の三部‪作‬

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発行者による作品情報

人間の“暗黒意識”を主題にした三部作。

人間の奥深い内部で不気味に蠢き、内側からその人を突き動かそうとする“暗黒意識”を主題に書かれた『冥府』『深淵』『夜の時間』の三部作。

作家・福永武彦の死生観が滲み出た作品群だが、各ストーリーにつながりはない。

「僕は既に死んだ人間だ。これは比喩的にいうのでも、寓意的にいうのでもない。僕は既に死んだ」という書き出しで始まる『冥府』は、死後の世界を舞台にした幻想的な作品。

『深淵』は敬虔なクリスチャンの女性と、野獣のごとき本能むきだしの男との奇妙な愛を描いた物語。二人それぞれが一人称の告白体で、サスペンス的な要素も色濃い作品。

『夜の時間』は、男女の三角関係を、過去と現在の二重時間軸構造で描くロマンあふれる作品。

ジャンル
小説/文学
発売日
2016年
8月13日
言語
JA
日本語
ページ数
480
ページ
発行者
小学館
販売元
Shogakukan, Inc.
サイズ
1.3
MB

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