羽佐間道夫で聴く「腕くらべ~昼の夢、ゆいわた、枕のとが~」 ラジオ日本聴く図書室シリーズvol.130
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発行者による作品情報
ラジオ日本・聴く図書室第130弾は、永井荷風作「腕くらべ」より「昼の夢」、「ゆいわた」、「枕のとが」。新橋花柳界を舞台として、芸者・,駒代を主人公に男と女の恋と欲の駆け引き、「腕くらべ」を描いている。10代の頃芸者として出ていたが、結婚、夫と死に別れ、再び新橋に戻って芸者をしている駒代。ある日、元の馴染みの実業家・吉岡と7年ぶりに再会する。何度も逢瀬を重ね、吉岡は駒代を妾にと思うが、駒代の心は迷う。そんなとき駒代は歌舞伎の女形、瀬川に出会い、深い仲になっていく。大正初期に描かれた近代花柳小説の代表作。読み手は羽佐間道夫。