お金の流れでわかる世界の歴史 富、経済、権力……はこう「動いた」
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発行者による作品情報
「ローマ帝国は“脱税”で滅んだ」「ナポレオンは“金融破綻”で敗れた」――お金の流れを読むだけで、歴史はよくわかる、さらに面白く見えてくる!「お金」「経済」「権力」の5000年の動きを徹底的に追跡調査!
APPLE BOOKSのレビュー
ビジネス関連を中心に執筆するフリーライターの大村大次郎による『お金の流れでわかる世界の歴史 富、経済、権力……はこう「動いた」』。著者は10年間、国税局で主に法人税担当調査官として勤務した経歴の持ち主。在籍時からお金の歴史を研究し、古い文献を収集するなどして、太古から現代までのお金の流れを分析していたという。本書ではその経験を生かして、政治や戦争を中心に語られがちな世界史を、これまでになかった意外な角度から注目。脱税で滅びたという古代エジプトや古代ローマから始まり、現代の金融システムや為替銀行の起源、海賊のスポンサーとしてのエリザベス女王、世界経済を動かしたロスチャイルド家の全貌や、それぞれの大戦に経済が与えた影響まで、史実の陰に潜む知られざるエピソードを通して、いかに経済活動が歴史を動かしてきたかをひもといていく。知っているつもりでいた世界史の新しい解釈は、まさに目からうろこ。今後の世界情勢を読む上でも新鮮な視点を与えてくれそうな、ユニークな歴史本。