さかさ星
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4.5 • 17件の評価
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- ¥2,600
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発行者による作品情報
戦国時代から続く名家・福森家の屋敷で起きた一家惨殺事件。死体はいずれも人間離れした凄惨な手口で破壊されており、屋敷には何かの儀式を行ったかのような痕跡が残されていた。福森家と親戚関係の中村亮太は、ある理由から霊能者の賀茂禮子と共に屋敷を訪れ、事件の調査を行うことになる。賀茂によれば、福森家が収集した名宝・名品の数々が実は恐るべき呪物であり、そのいずれか一つが事件を引き起こしたという。賀茂の話を信じきれない亮太だったが、呪物が巻き起こす超常的な事象を目にしたことで危機を感じ始める。さらに一家の生き残りの子供たちにも呪いの魔の手が……。一家を襲った真の呪物は? そして誰が何のために呪物を仕掛けたのか? 数百年続く「呪い」の恐怖を描く特級長編ホラー。
カスタマーレビュー
toboo
、
初見と違う価値があるのかなぁ
貴志先生はじめて(?)のオカルト。だが、なんかへん=登場者が脈絡なく消えたり、名詞が途中で変わる、呪物に作文で意味を持たせて出し消し。
これまで国語的には平易抵抗なく、ひたすらに情景が頭に湧きその非日常世界にのめり込める「悪の・・」「黒い・」「青の・・」「クリムゾンの・・」とはなんか違う。失礼申し上げますが、人物・相関・筋が与えられて別人が作文したように思うのは僕のだけでしょうか。
たぶん前述「悪の」や「黒い」のように繰返し読むことはないように思う。僕が初見で感じられてないもっと価値があるのかなぁ。