予言の島
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- ¥880
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発行者による作品情報
瀬戸内海の霧久井島は、かつて一世を風靡した霊能者・宇津木幽子が最後の予言を残した場所。
二十年後《霊魂六つが冥府へ堕つる》という――。
天宮淳は、幼馴染たちと興味本位で島を訪れるが、旅館は「ヒキタの怨霊が下りてくる」という意味不明な理由でキャンセルされていた。
そして翌朝、滞在客の一人が遺体で見つかる。しかしこれは、悲劇の序章に過ぎなかった……。
すべての謎が解けた時、あなたは必ず絶叫する。
再読率100%の傑作ホラーミステリ!
APPLE BOOKSのレビュー
「ぼぎわんが、来る」で第22回日本ホラー小説大賞の大賞を受賞、見事映画化を果たし、比嘉姉妹シリーズで一躍人気作家に躍り出た澤村伊智。1年以上の執筆期間を経て発表された「予言の島」は、有名霊能者が遺した予言を確かめるため、3人の男たちが瀬戸内海の島へ渡るミステリー。22年前、霊能者の宇津木幽子が「霊魂六つが冥府へ堕つる」と最期の言葉を霧久井島で遺した。予言されたその日が近づき、天宮淳と春夫は上司のパワハラで追い詰められた友人の宗作を連れ出して、島を訪れる。ところが、観光客を排除しようとする不穏な空気が島には流れ、予言通りに犠牲者が続出。ミステリーとホラーが鮮やかに交錯しながら、驚くべき形で読み手に呪いの真相を突きつける。再読すれば一度目とは全く違う景色が見えてくるストーリーの仕掛けにも注目。
カスタマーレビュー
daizoon
、
今更のオチでがっかり
この手の落ちが流行った時期がありましたね。腹が立つほどがっかりした。