



なんで家族を続けるの?
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4.1 • 25件の評価
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- ¥850
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発行者による作品情報
『週刊文春WOMAN』大反響連載がついに一冊に!
私たちは“普通じゃない家族”の子だった――。
樹木希林と内田裕也の娘として生まれ、家族団欒を知らずに育った内田也哉子。自身は19歳で結婚、三児の母として家族を最優先に生きてきた。
一方、中野信子は巨大なブラックホールを抱えてきた。その原点は両親の不和の記憶だった。
「樹木希林の結婚生活は生物学的にはノーマル?」
「血のつながりは大事なのか」
「貞操観念はたかが150年の倫理観」
「知性は母から、情動は父から受け継ぐ」
「幸せすぎて離婚した希林がカオスな裕也にこだわった理由」
「幼くして家庭の外に飛ばされた私たちは」
「脳が子育てに適した状態になるのは40代」
「私は「おじさん」になりたかった」
「惰性で夫婦でいるのがしっくりくる」ほか
幼い頃から家族に苦しんだ二人は、なぜ、それでも家庭を築いたのか?
家族に苦しむすべての人に贈る、経験的家族論!
カスタマーレビュー
JADE_BLAKE7
、
読むと少し気が楽になる
家族とは、時に素晴らしく、時に本当に厄介だと感じる。肉親であるが故に甘えが生じるが、当然別人格で、その相手のことをどこまで理解しているかなんて、わからない。
他人より知らないことなんて、山ほどある。
相手のことをどれだけ理解しようとして尊重できるか。でも理屈じゃない。
そんな矛盾した気持ちを、『それでいいんです』と肯定してもらえるような本でした。