フォース・ウィング-第四騎竜団の戦姫- 上
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4.0 • 1件の評価
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- ¥2,000
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発行者による作品情報
竜の騎手たちが魔法の力で守る国ナヴァール。書記官を目指していた二十歳のヴァイオレットは、軍の司令官である母親の命令で、バスギアス軍事大学で騎手を目指すことに。だがそこは、入学者の大半が過酷な訓練で命を落とす、死と隣り合わせの場所だった! 彼女は所属する第四騎竜団(フォース・ウィング)の冷酷で有能な団長ゼイデンにも命を狙われることに。ヴァイオレットを待ち受ける極限状態での恋、友情、そして命懸けの戦いの行方は――アメリカで400万部以上を売り上げ、書評サイトGoodreadsで130万人が★5.0と評価、この1冊でロマンス要素のあるファンタジー「ロマンタジー」の大ブームを巻き起こした話題のベストセラー〈フォース・ウィング〉シリーズ開幕。
APPLE BOOKSのレビュー
ファンタジーとロマンスを組み合わせたホットなジャンル、“ロマンタジー”の中でも、世界的な人気を集めている『フォース・ウィング-第四騎竜団の戦姫-』。魔法の力で国防を維持する世界を舞台に、軍事大学に通う竜の騎手たちが競争を繰り広げる。軍司令官の母と優秀な騎手の姉を持つヴァイオレットは、書記官になる夢を抱いていたものの、母の命令で竜の騎手を養成するバスギアス軍事大学に入学させられてしまう。そこは、入学生の多くが命を落とす壮絶な環境だった。命懸けの日々の中、幼なじみでありお互いを意識してきたデインとの再会や、深い因縁のある団長ゼイデンとの出会いが、ヴァイオレットの心に恋の嵐を巻き起こしていく。ロマンスの描写が子ども向けではなく多少過激ではあるが、魔法、恋、友情、熾烈(しれつ)な戦いと、まさに『ハリー・ポッター』や『ロード・オブ・ザ・リング』などのファンタジー映画のような壮大な世界観で、映像化される未来も期待してしまう。