ワン・モア
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- ¥600
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発行者による作品情報
どうしようもない淋しさにひりつく心。月明かりの晩よるべなさだけを持ち寄って躰を重ねる男と女は、まるで夜の海に漂うくらげ――。切実に生きようともがく人々に温かな眼差しを投げかける絆と再生の物語。
カスタマーレビュー
オリコう。
、
簡潔して次に行けます
オムニバス的にひとつひとつの主人公と物語があるのだが、ひとつひとつがまとまっていて読んでいてよかった。
だいたいオムニバスは、尻切れトンボみたいに消化不良で読み終わる事が多いけれど、この小説は納得して次の物語を読み始められた。
この作家さんの作品は初めて読むのですが、力量のある作家さんだと思いました。