仮初めの魔導士は偽りの花 呪われた伯爵と深紅の城 仮初めの魔導士は偽りの花 呪われた伯爵と深紅の城

仮初めの魔導士は偽りの花 呪われた伯爵と深紅の‪城‬

    • ¥880
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発行者による作品情報

これは、魔力を持つ人間が、魔導士として人々の尊敬を集めていた国の物語――。



王都から少し離れた、ラインハルト伯爵が治める小さいが活気あふれる城下町。その近隣ののどかな村に住む少女、ティルは、幼い頃から性別を偽り暮らしていた。

ティルの祖父、アルバート・アドラ―は大魔導士で、占星術師としても人々の尊敬を集めていたが、この国では魔力を持つ女性は「魔女」と見なされ厳しい弾圧がいまだに続いているためで、ティルはあらぬ疑いをかけられるのを避けるため、男装して生きてきた。



だが祖父の遺言で、絵描きの兄、ハンスと共に悪魔祓いの仕事をしていく中で、祖父譲りの魔力が開花し、ティルはたちまち“美少年魔導士”として評判になってしまう。

そんなある日、ティルたちは突然ラインハルト伯爵に呼び出され、彼の甥であるノア・バランド伯爵が住む、『世にも美しい城』の呪いを解いて欲しいと依頼される。



それは、辺境の高台に佇む美しい白亜の城で、城の主であるノアは、黒髪に深い紫の瞳を持つ、美貌の青年伯爵だった。

ティルは、人を寄せつけようとしないノアに冷たくあしらわれながらも、城の呪いの調査を進めていくが、舞踏会で女装して彼の婚約者のフリをすることになってしまい……!?



呪われた城に秘められた切ない過去、そして女性を愛することを自らに禁ずる美貌の伯爵の真実とは――?

男装の駆け出し魔導士が、星の導きで呪いの謎を解き、魔を退ける!



『わが家は祇園の拝み屋さん』『満月珈琲店の星詠み』の著者新境地の西洋風ラブ&ファンタジー!

ジャンル
SF/ファンタジー
発売日
2024年
3月22日
言語
JA
日本語
ページ数
185
ページ
発行者
KADOKAWA
販売元
Book Walker Co., Ltd.
サイズ
2.9
MB

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