卵の緒
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- ¥480
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発行者による作品情報
母さんは捨て子の僕を扱うことに慣れている……。まったく新しい家族のあり方を軽やかに描き、著者の鮮烈なデ ビューを印象づけた受賞作は、書き下ろし作品「7's blood」を加えて『卵の緒』として2002年11月単行本化(マガジンハウス刊)。「7's blood」はテレビドラマ化もされ、受賞後に発表した2作目『図書館の神様』も話題となる。表題作「卵の緒」は、2012年1月に電子書籍化。
カスタマーレビュー
sachieeeee
、
ほっこり
自分が捨て子だと思い込んでいる男の子とお母さんとのやりとりにほっこりします。
肩肘張ってルールを守らなくても幸せだし、血が繋がってなくても愛がある。
ゆるいやりとりの中からも、学べるメッセージがあふれてました。
シャドウ09876
、
内容も書き方も読みやすくて好き
小学生の主人公の目線から描かれた物語で少し考え方は大人びているけど他方では小学生らしさのようなものが感じられて自然な感じがする。親子について考えさせられた。血のつながっていなくても母親と子どもの間に確かにある何かを感じさせてくれた。