そして、バトンは渡された そして、バトンは渡された

そして、バトンは渡され‪た‬

    • 4.0 • 708件の評価
    • ¥800

発行者による作品情報

幼い頃に母親を亡くし、父とも海外赴任を機に別れ、継母を選んだ優子。

その後も大人の都合に振り回され、高校生の今は二十歳しか離れていない“父”と暮らす。

血の繋がらない親の間をリレーされながらも、

出逢う家族皆に愛情をいっぱい注がれてきた彼女自身が伴侶を持つとき――。

大絶賛の2019年本屋大賞受賞作。


解説・上白石萌音


※この電子書籍は2018年2月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

ジャンル
小説/文学
発売日
2020年
9月2日
言語
JA
日本語
ページ数
432
ページ
発行者
文藝春秋
販売元
BUNGEISHUNJU LTD.
サイズ
943.3
KB

カスタマーレビュー

プリリンプー

やっぱりよかったぁ〜

親がコロコロ変わるなんて耐えられない暗〜い設定になりそうなのに、重くない。相変わらず悪人はいない。いい具合に軽くい。でも最後は涙、涙で読み終わった
ブックカバーの緑と、オレンジのバトンの上に女の子の顔がちょこり。かわいい〜
瀬尾まいこさん、大好き!

jiji036

父親

読後にスッキリした感覚が!

yamanobek

終わり方は本のほうが好き

2018年の本屋大賞受賞作。

映画が面白かったので、その後に本も読了。本もよかった。が、映画→本の順番はやめた方がいいと気づく。映画のイメージが強く残るため、読書時の想像力が働きにくくなる。 

主人公は学生の優子。さまざまな事情で、親が代わり、家族の形態が変わっていく。他人同志の愛情、心の動きを追う。現実的にはなかなかない設定だけど、そう感じさせない展開の妙。

血縁関係ではない親と子のコミュニケーション。リアリティに欠けるかなと思うところと、あ、それは自分の中の感情の掘り起こし方が足りないのかなと思うところがあった。

最後の終わり方は本のほうが好き。本屋大賞にふさわしい人間模様の描き方と暖かさに包まれた一冊。

読了2023/4/29 感想5/12

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