吾妻鏡 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
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4.0 • 4件の評価
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- ¥1,800
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発行者による作品情報
鎌倉幕府初代将軍源頼朝から第6代将軍宗尊親王まで。頼朝の天下取りの後、激しい権力争いの中で、次々と将軍の首が挿げ替えられてゆく。血で血を洗う内部抗争の始終を著す長大な歴史書をダイジェストに!
カスタマーレビュー
菅野孝
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有力な御家人が次々と滅亡していくさまもよく分かります。
紹介文に「激しい権力争いの中で、次々と将軍の首が挿げ替えられてゆく。」とありますが、有力な御家人が次々と滅亡していくさまもよく分かります。
ただ、『ビギナーズ・クラシックス 日本の古典』の他の本よりも分量が、かなり多い。目次を見れば、頼朝将軍記から宗尊将軍記までの大きな流れは分かりますが、「ビギナーズ」向けに記事を更に選ぶべきだったと思います。また、人名、官職名や地名の読み方は、初めだけ振り仮名がありますが、読みやすさを考えると、総ルビがよいでしょう。
図版について:なぜか、北条氏の家系図はないので、一門の血縁関係が分かりにくい;地図があるので、それぞれの軍の位置や進路は分かりやすい。