探偵小説
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発行者による作品情報
江戸川乱歩が世に知られるまで、日本で活躍した探偵の多くは小酒井不木が生み出しました。東北帝国大学の教授でもあった彼は、犯罪や殺人に関する研究書や医学をテーマとした作品を多く執筆した一方、子供から大人まで楽しめる愉快で冒険心に満ちた探偵小説を多く手がけました。豊富な専門知識に裏づけされた正確な描写と、面白さを第一に考えたストーリー。執筆されて百年以上が経過してもなお、その面白さは群を抜いています。
目次
呪われの家
痴人の復讐
玉振時計の秘密
稀有の犯罪
現場の写真
紫外線
新案探偵法
深夜の電話
被尾行者
白痴の知恵
墓地の殺人