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発行者による作品情報

江戸時代からの宿場本陣の旧家、一柳家。その婚礼の夜に響き渡った、ただならぬ人の悲鳴と琴の音。離れ座敷では新郎新婦が血まみれになって、惨殺されていた。枕元には、家宝の名琴と三本指の血痕のついた金屏風が残され、一面に降り積もった雪は、離れ座敷を完全な密室にしていた……。アメリカから帰国した金田一耕助の、初登場作品となる表題作ほか、「車井戸はなぜ軋る」「黒猫亭事件」の二編を収録。

カバーイラスト/杉本一文

ジャンル
ミステリー/スリラー
発売日
1973
4月20日
言語
JA
日本語
ページ数
387
ページ
発行者
KADOKAWA
販売元
Book Walker Co., Ltd.
サイズ
1.3
MB

カスタマーレビュー

ぬべし

落丁がありましたのでご報告します

1152ページで本陣殺人事件が途中で終わり、1153ページから車井戸はなぜ軋るが始まっています。
おそらく、落丁と思われるので、ご確認の上、ご対応よろしくお願い致します。

Word Vessel

「車井戸はなぜ軋る」に惹かれた

「本陣殺人事件」、「車井戸はなぜ軋る」、「黒猫亭物語」の3編を収載しています。個人的には「車井戸はなぜ軋る」が横溝作品らしくて一番心に沁みました。他の2編は実験小説みたいで、トリックが作為的過ぎてストーリーが破綻寸前のように感じました。でも、ミステリー好きなら「本陣殺人事件」を推すのかもしれませんね。原作の発表時期は、1946-49年でまだ戦後の混乱と進駐軍による占領軍統治下にあった時代です。当時、食べ物や娯楽もない頃に、出版社の求めに応じて矢継ぎ早に発表された横溝の探偵小説ですが、大衆はどのようにこれらの作品群を受け入れたのでしょう。時代の空気感に浸りながら読みすすむと興味がつきません。

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