曹操 卑劣なる聖人 第一巻
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- ¥2,200
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Publisher Description
海外で300万部突破の本格的三国志小説、全十巻の刊行開始!
策謀に秀でる政治家、『孫氏の兵法』を駆使する軍人、雄心を壮大に謳い上げる詩人。悪評をものともしない曹操の真の姿を、全十巻で描く。
第一巻は、曹操が悪ガキだった12歳からはじまる。腐敗した官界を悪知恵で生き抜く父に反発、“腐れ宦者の筋”と揶揄されながらも、「治世の能臣」をめざして官途につく20代前半までを描く。類書でも記されることの少ない少年、青年時期がたっぷりと味わえる。
曹嵩、夏侯惇、卞氏、袁紹、鮑信をはじめ、何顒、橋玄、許劭、王甫、秦宜禄といった人物が登場する。
【目次】
第一章突然の政変
第二章帰郷
第三章四年ぶりの帰洛
第四章袁紹との出会い
第五章決死の救出
第六章父の計らい
第七章仕官前夜の人殺し
第八章官となる
第九章このうえない導き
第十章洛陽で名を馳せる
第十一章都を逐われる
第十二章赴任途上の危機
第十三章職務に励む
第十四章一門免職
第十五章曹家の没落
第十六章皇帝のひと声で返り咲く
主な登場人物
主な官職
後漢時代の地図
後漢時代の司隷の地図
後漢時代の冀州、青州、兗州、豫州、徐州の地図
【著者】
王暁磊
歴史作家。中国在住。『後漢書』、『正史三国志』、『資治通鑑』はもちろんのこと、曹操に関するあらゆる史料を10年以上にわたり、まさに眼光紙背に徹するまで読み込み、本書を完成させた。曹操の21世紀の代弁者を自任する。
後藤裕也
【監訳】関西大学非常勤講師。専門は中国近世白話文学。著書に『語り物「三国志」の研究』、『武将で読む三国志演義読本』(共著)、訳書に『中国古典名劇選Ⅱ』(共編訳)、『中国古典名劇選』(共編訳)などがある。
岡本悠馬
【訳】鍼灸養気院副院長、翻訳家。共著に『キクタン中国語【上級編】』、共訳書に『海角七号君想う、国境の海』などがある。