桂文我 上方落語全集 第七巻
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- ¥2,600
発行者による作品情報
水木十五堂賞受賞
落語界きっての史料収集家
四代目 桂文我が世に放つ上方落語の集大成、第七巻刊行!
第七巻では――
「一眼国」「崇徳院」など、上方落語の逸品、珍品を織り交ぜた珠玉の高座、十五席を再現している 〈解説付き〉。
“芸能博士”と呼ばれた桂米朝師(人間国宝)の系譜を継がんとする著者は、大師匠と同様に落語に関係する史料・文献を収集しまくる稀代のコレクターでもあります。2022年には、明治時代の収集家として名高い、水木十五堂氏を記念して大和郡山市で創設された「水木十五堂賞」を受賞しました。現代では忘れられた噺を古文献から掘りおこし復元することに取り組んでおり、噺家生活四十年で上演した噺は七百以上を数えます。 この全集では、そうした噺のなかから厳選したネタを、本人の解説付きで紹介し、収集した貴重な演芸資料も数多く掲載しています。大師匠方との思い出話などを綴るコラムも読み応えたっぷりです。
第七巻に収録されているのは、
一眼国
乙女狐
鴻池の犬
五里五里芋
さじ加減
崇徳院
長襦袢
茶碗屋裁き
七草
貧乏花見
餅犬
算段の平兵衛
蝋燭喰い
菜種切り
附焼刃
の十五席。
「読んで楽しむ」落語の世界を、ぜひご堪能ください。