桂文我 上方落語全集 第八巻
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- ¥2,600
発行者による作品情報
水木十五堂賞受賞
落語界きっての史料収集家
四代目 桂文我が世に放つ上方落語の集大成、第八巻刊行!
第八巻では――
「蕎麦茶屋」「後家殺し」など、上方落語の逸品、珍品を織り交ぜた珠玉の高座、十五席を再現している。
“芸能博士”と呼ばれた桂米朝師(人間国宝)の系譜を継がんとする著者は、大師匠と同様に、落語に関係する史料・文献を収集しまくる稀代のコレクターでもあります。2022年には、明治時代の収集家として名高い、水木十五堂氏を記念して、大和郡山市で創設された「水木十五堂賞」を受賞しました。現代では忘れられた噺を古文献から掘りおこし復元することに取り組んでおり、噺家生活四十年で上演した噺は七百席以上を数えます。
この全集では、そうした噺のなかから厳選したネタを、本人の解説付きで紹介し、収集した貴重な演芸資料も、数多く掲載しています。大師匠方の思い出話などを綴るコラムも、読み応えたっぷりです。
第八巻に収録されているのは、
蕎麦茶屋
宇治の柴船
花の都
寒梅
権助提灯
後家殺し
質屋蔵
鷹奴
竹の水仙
池田の猪買い
辻占茶屋
馬の田楽
武助芝居
餅搗き
音曲質屋
の十五席。「読んで楽しむ」落語の世界を、ぜひ、ご堪能ください。
「読んで楽しむ」落語の世界を、ぜひご堪能ください。