火山のふもとで(新潮文庫)
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4.3 • 3件の評価
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- ¥950
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発行者による作品情報
ぼくが入社した村井設計事務所は、ひと夏の間、北浅間の「夏の家」へ事務所を移動する。そこでは稀有な感性をもつ先生のもと、国立現代図書館の設計コンペに向けての作業が行われていた。もの静かだけれど情熱的な先生の下で働く喜びと、胸に秘めた恋。そして大詰めに迫った中で訪れる劇的な結末。ただ夏が過ぎても物語は終わらなかった。かけがえのない記憶と生命の瞬きを綴る鮮烈なデビュー作。
カスタマーレビュー
競馬歴50ねん
、
吉村順三をモデルとした
火山のふもとで
を読み終えた。
前半は私自身の二十歳ごろのことのようで、懐かしい小川先生を思い出しながら読んでいました。
妙に懐かしい
五十年まえの出来事を追体験できました。