空海の風景(上下合本) 新装改版
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4.8 • 4件の評価
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- ¥1,600
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発行者による作品情報
上下合本で名作一気読み! 讃岐国に生まれ、唐に学んだのち帰朝、宗教・文学から土木灌漑まで八面六臂の活躍を続けた空海。作者はその足跡をたどり、時代風景のなかに自らを置き、過去と現在の融通無碍の往還によって、その死の秘密をもふくめて、日本が生んだ最初の「人類普遍の天才」の実像に迫る。構想十余年、著者積年のテーマが結実した司馬文学の最高傑作。描く完結篇。著者積年の思索が結実した記念碑的大作。昭和五十年度芸術院恩賜賞受賞。
カスタマーレビュー
syte21
、
空海の衣のひるがえり
司馬さんは謙虚に触れておられますが、読む側からすれば、全編に通じて空海の衣の衣擦れ音や、書を記す筆音まで感じさせていただける作品でした。