経済と社会:都市の類型学 経済と社会:都市の類型学

経済と社会:都市の類型‪学‬

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【内容紹介・目次・著者略歴】
第2部第9章8節。中世における都市の発展が近代資本主義発生の決定的因子である、とするウェーバー理論の基礎づけ。

【目次】
凡例
第九章 支配の社会学
第八節 非正当的支配(都市の類型学)
第一項 都市の概念と種類
一 都市の経済的本質、市場定住 二 「消費者都市」と「生産者都市」の類型 三 農業との関係 四 経済段階としての「都市経済」 五 政治的・行政的都市概念 六 要塞と衛戌地 七 要塞と市揚との統一体としての都市 八 西洋における都市「ゲマインデ」の団体的性格と「市民」の身分的資格、東洋におけるこの両概念の欠如
第二項 西洋の都市
一 土地法と人の法的地位 二 兄弟盟約によるポリスの形成 三 東洋においてはタブーや氏族制に伴うその他の呪術的制約によって阻止されたこと 四 兄弟盟約の前提としての・呪術的制約の破砕 五 古典古代および中世の諸都市に対するジッペの意義 六 西洋における誓約共同体的兄弟盟約、その法的・政治的結果 七 都市アイヌングの社会学的意味
第三項 中世および古典古代における門閥都市
一 門閥支配の本質 二 ヴェネツィアにおける-貴族の独占的・閉鎖的支配としての-門閥支配の形成 三 その他のイタリアのコムーネにおける・独占的結集を伴わない・ポデスタ制を利用し の門閥支配の形成 四 イギリス諸都市における・国王行政によって制約された名望家的寡頭制 五 北ヨーロッパにおける・参事会員資格をもった諸門閥ないしはツンフトの支配 六 古典古代における氏族カリスマ的王制 など
第四項 平民都市
一 都市市民の宜誓兄弟盟約による・門閥支配の打破 二 非正当的政治団体としてのポポロの革命的性格 三 中世イタリア都市における諸身分間の勢力の分配 四 古典古代におけるデーモスとプレーブスとの相似的発展、ローマの護民官職とスパルタのエフォロス 五 中世と対比しての古典古代の「民主制」の構造 六 古典古代および中世における都市僭主制 など
第五項 古典古代と中世の民主制
一 南北ヨーロッパの中世都市の類型相互間の関係、およびその古典古代の都市類型に対する関係 二 古典古代および中世における階級対立 三 古典古代および中世における都市制度、政治的組織の基礎としての地区共同体と職業団体 四 初期民主制の典型的な担い手、古典古代の都市における農民と中世都市における工業的市民層、ギリシアとローマとのその後の発展の相違 五 古典古代と中泄との都市民主制の経済政策、特殊古典古代的な都市における原理的に軍事的な関心方向 六 典型的な中世的・工業的内陸都市における原理的に経済的な関心方向 七 中世都市との対比における古典古代的ポリスの身分構成 など
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ウェーバー,マックス
1864-1920年。西洋近代について考察したドイツの法学者・経済学者・社会学者。代表作は『仕事としての学問』『仕事としての政治』『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』などがある。

ジャンル
ノンフィクション
発売日
2022年
2月25日
言語
JA
日本語
ページ数
392
ページ
発行者
講談社
販売元
Kodansha Ltd.
サイズ
221.7
MB
職業としての学問 職業としての学問
1936年
仕事としての学問 仕事としての政治 仕事としての学問 仕事としての政治
2018年
支配されるか、支配するか マックス・ウェーバーの「経済と社会」より 支配されるか、支配するか マックス・ウェーバーの「経済と社会」より
2019年
プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神
2022年
新装版[現代訳] 職業としての学問―格差が身近になった現代に「働く意味」をいかに見出すのか 新装版[現代訳] 職業としての学問―格差が身近になった現代に「働く意味」をいかに見出すのか
2017年
支配について II カリスマ・教権制 支配について II カリスマ・教権制
2024年