翻訳の生理・心理
発行者による作品情報
大正時代の日本の作家、神西 清(1903年11月15日 - 1957年3月11日)は、小説家,評論家,翻訳家。第一高等学校中退,1928年東京外国語学校卒業。一高在学中,堀辰雄を知り,以後小林秀雄らの『山繭』を経て,『四季』の編集にも堀と行動をともに。作品に『恢復期』 (1930) ,『垂水』 (42) ,『灰色の眼の女』 (46) などがあるが寡作で,むしろ A.チェーホフ,F.ドストエフスキー,A.プーシキン,I.ツルゲーネフ,V.ガルシン,A.ジッド,H.バルザックなどロシア,フランス文学の翻訳で名声を得た。この作品は底本の「翻訳の生理・心理」では人文・思想 › 言語学としてまとめられている。