錢形平次捕物控 たぬき囃子
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3.5 • 2件の評価
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発行者による作品情報
「銭形平次捕物控 014 たぬき囃子」は日本の小説家・作家・音楽評論家である野村胡堂の捕物シリーズの一編。近頃大騒ぎになっている本所の連続強盗事件を捜査することになった銭形平次。どこからともなく聞こえてくる狸囃子(たぬきばやし)の音にまぎれて、のこぎりで雨戸に穴を開けて侵入するという犯人の手口。本所七不思議の一つである狸囃子の音の出どころを追跡する平次だが…。本所の御用聞き・石原の利助の娘・お品のために、利助に手柄をさせる平次の人情味と、下手人の細工を見事に見破る平次の頭脳!.