



阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし
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4.2 • 125件の評価
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- ¥630
発行者による作品情報
40代・独身・女芸人の同居生活はちょっとした
小競合いと人情味溢れるご近所づきあいが満
載。エアコンの設定温度や布団の陣地で揉め
る一方、ご近所からの手作り餃子おすそわけ
に舌鼓。白髪染めや運動不足等の加齢事情を
抱えつつもマイペースな日々が続くと思いき
や――。地味な暮らしと不思議な家族愛漂う
往復エッセイ。「その後の姉妹」対談も収録。
APPLE BOOKSのレビュー
渡辺江里子と木村美穂から成る人気お笑いコンビ、阿佐ヶ谷姉妹の著書『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』。どこか風貌が似ている彼女たちは、そのコンビ名からも姉妹だと思われがちだが、実は赤の他人。でも、家族のように親しい間柄で、長年にわたって東京、阿佐ヶ谷にある6畳一間のアパートで肩を寄せ合いながら暮らしてきた。本書はそんな2人が愛する町で送る、なんてことのない日々からのささいな気付きを交互につづったエッセイ集。特に大きなドラマが展開するわけでもなければ、読者をうならせるような教訓が書かれているわけでもないが、マイペースで“のほほん”とした日常の描写が多くの人々を魅了し、2021年にはドラマ化されて話題を呼んだ。本書には2人が初めて挑戦した短編小説も収録されており、それぞれのユニークな世界観が生み出したオリジナルストーリーを楽しむことができる。クスッと笑えて、普通の生活の面白さに気付かせてくれる、時折読み返したくなる一冊。
カスタマーレビュー
同じ、年代として共感するところ、たくさんありました。
みほさんの小説、続き、きになります。
ドラマを思い出しながら
この本が原作になったドラマがすごく好きすぎて、かえって今までこの本を手に取れなかったのですが、やっぱり原作もいいですね。するするっと一気に読んでしまいました。
ドラマは感動的なところも多く、俳優陣も演出も個性的でしたが、原作はもっと淡々としていて、そこが逆に気持ちよくて、過多にならずに丁度いい。
今の暮らしを全肯定できるのって、本当に幸せだなあと思いました。地元愛、相棒愛に乾杯!