



陰陽師 醍醐ノ巻
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4.1 • 31件の評価
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- ¥660
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発行者による作品情報
都のあちらこちらに楽しげに現れては、伽羅の匂いを残して消える不思議な女がいた。露子姫の前にも姿をみせたという。その話を晴明が耳にした翌日、蜘蛛の巣に妙なものがひっかかったと僧が訪ねてきた。早速、博雅と寺に赴き、蝶のようなそれを放すと……。はたして女の正体とは? 天皇の命で博雅が童と笛比べをする「笛吹き童子」、鼠の化生を助けた事を口にしてしまい逆に命を狙われるようになった男を救う「不言中納言(いわずのちゅうなごん)」ほか、全9篇を収録。宿命のライバルである蘆屋道満との対決にも要注目。晴明の呪、博雅の笛が京の怪事件を解き明かす大人気シリーズ!
カスタマーレビュー
ば〜ちゃん
、
この世のものとは思えない😅
陰陽師、大好きです。異界のモノたちと安倍晴明のゾクゾクするようなバトルは今作でも健在。どの短編もアイデアが奇想天外で一気読みしました。夢枕獏先生の豊かな感性に驚嘆します😊。