風待ちのひと 風待ちのひと

風待ちのひ‪と‬

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    • ¥880
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発行者による作品情報

“心の風邪”で休職中の39歳のエリートサラリーマン・哲司は、亡くなった母が最後に住んでいた美しい港町、美鷲を訪れる。 哲司はそこで偶然知り合った喜美子に、母親の遺品の整理を手伝ってもらうことに。 疲れ果てていた哲司は、彼女の優しさや町の人たちの温かさに触れるにつれ、徐々に心を癒していく。 喜美子は哲司と同い年で、かつて息子と夫を相次いで亡くしていた。 癒えぬ悲しみを抱えたまま、明るく振舞う喜美子だったが、哲司と接することで、次第に自分の思いや諦めていたことに気づいていく。 少しずつ距離を縮め、次第にふたりはひかれ合うが、哲司には東京に残してきた妻子がいた――。 人生の休息の季節と再生へのみちのりを鮮やかに描いた、伊吹有喜デビュー作。

ジャンル
小説/文学
発売日
2011年
4月1日
言語
JA
日本語
ページ数
399
ページ
発行者
ポプラ社
販売元
Digital Publishing Initiatives Japan Co., Ltd.
サイズ
2.4
MB

カスタマーレビュー

ともちん61

心が癒される

落ち込んでる自分に染み渡る情景でした。「犬がいた季節」「ミッドナイトバス」どれも心を打ちました。いつか背景の街に行きたいとおもいました。

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