



香子(一)
紫式部物語
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5.0 • 4件の評価
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- ¥2,200
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発行者による作品情報
千年読み継がれる物語は、かくして生まれた——帚木文学の集大成にして最高到達点の長編小説〈全五巻〉父や祖母の薫陶を受けて育った香子(紫式部)は、「いつの日か、『蜻蛉日記』を超えるものを書いてほしい」という早世した姉の想いを胸に、物語への素養を深めていく。夫との短い結婚生活、家族とともに向かった越前での暮らし……その中で、香子はまったく新しい物語を紡いでいく。香子の人生とともに、1巻では『源氏物語』「桐壺」〜「末摘花」の帖についても描き出した、著者渾身の長編小説。