ふたご
-
-
4.4 • 42件の評価
-
-
- ¥750
-
- ¥750
発行者による作品情報
「お前の居場所は、俺が作るから。泣くな」
ピアノだけが友達の孤独な少女の夏子は、異彩の少年・月島と出会い、振り回され、傷付きながらもその側にいようとする。
やがて月島は唐突に「バンドをやる」と言い出した。
彼は、夏子の人生の破壊者でも創造者でもあった。
大切な人を大切にすることが、こんなに苦しいなんて--。
異彩の少年に導かれた孤独な少女。その苦悩の先に見つけた確かな光。
直木賞候補となった鮮烈なデビュー小説。
「生生しくて、切なくて、痛くて、何度も胸を揺さぶられた。この小説が好きだ。好きだ、と叫び出したくなる」
宮下奈都(解説より)
【藤崎彩織】
1986年大阪府生まれ。2010年、突如音楽シーンに現れ、圧倒的なポップセンスとキャッチーな存在感で「セカオワ現象」と呼ばれるほどの認知を得た四人組バンド「SEKAI NO OWARI」でピアノ演奏とライブ演出、作詞、作曲などを担当。研ぎ澄まされた感性を最大限に生かした演奏はデビュー以来絶大な支持を得ている。2017年に発売された初小説『ふたご』は直木賞の候補となるなど、大きな話題となった。他の著書に『読書間奏文』がある。
※この電子書籍は2017年10月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
カスタマーレビュー
なつこさんの揺れ動く心情が、切なくて面白いと思います
夕悟のばあば
面白い
Saoriちゃんが書いているというところから読み始めたものの、気がつけばのめり込んでいました。
夏子と月島の関係性も、進むにつれ強いものになっていっていて読んでいて大変面白かったです。
事前情報なしで読んだら、また違った感想だったかもしれません。
第1部のナイフ の場面では、夏子が同じように月島に対して美しいと感じる場面で私も同じように「見てしまうだろう」「思ってしまうだろう」と感じました。
かなり面白い作品なので是非読んでもらいたいです。
ふたご
一つの有名な音楽バンドが形成に至るまで
いろいろな弊害を超えた女の子目線で描いた物語でもあり、その視線の先にいる男の子の物語でもある。
『これはこれ』と答えを決めたい彼女
『どうして、それでなきゃいけないの?』と答えは無数にあっていいはずなのにと彼。
どこか似てるように見えて違う
違うようで似ている2人。
交わりぶつかり、時に離れ、必要だと交わり温まる
友達であり 恋人であり 同志であり 兄弟である2人の物語