P+D BOOKS 帰去来 ~太宰治私小説集~ P+D BOOKS 帰去来 ~太宰治私小説集~

P+D BOOKS 帰去来 ~太宰治私小説集‪~‬

    • ¥580
    • ¥580

発行者による作品情報

旧家に生まれた“暗い宿命”を描く私小説集。

名作「富嶽百景」を含む、太宰の私小説で構成したアンソロジー集。

明治42(1909)年6月、太宰治こと津島修治は青森県北津軽郡に誕生、のちに遠く東京にあって望郷の念を募らせていた。
津軽での幼・少年期を“遺書”のつもりで書き綴った処女作「思い出」で文壇デビューを果たし、その後、兄との不和から十年ぶりとなった帰郷を描いた「帰去来」や、母危篤の報を受けての帰郷を描く「故郷」、そして、時局差し迫る中での津軽旅行をまとめた「津軽」と、旧家に生まれた者の暗い宿命を描いている。

解説を同じ東北出身の作家・佐伯一麦氏が特別寄稿。

ジャンル
小説/文学
発売日
2019年
6月18日
言語
JA
日本語
ページ数
336
ページ
発行者
小学館
販売元
Shogakukan, Inc.
サイズ
1.2
MB

太宰治の他のブック

人間失格 人間失格
1952年
走れメロス 走れメロス
1992年
斜陽 斜陽
1992年
パンドラの匣 パンドラの匣
1949年
女生徒 女生徒
1943年
太宰治全集 太宰治全集
2015年