



つまずきやすい日本語
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3.5 • 11件の評価
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- ¥500
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発行者による作品情報
誰もが経験する「会話の行き違い」。なぜそうなるのか? 日本でいちばん言葉を偏愛し、観察を続ける辞書編纂者が、豊富な実例をもとに原因と対処法を考える。歴史や語源など、言葉の根っこを学びながら「言葉との付き合い方」を身に付ける、知的で実践的な日本語入門!
APPLE BOOKSのレビュー
日本語学者で辞書編さん者の飯間浩明による著書『つまずきやすい日本語』。時代や世代、地域、はたまた各個人の持つ言語感覚の違いなどによって、言葉の伝わり方は異なるもの。その差異が原因で、大きな誤解を生んだり、互いを傷つけてしまったりと、思わぬトラブルが生じることも少なくない。本書では、国語辞典の編集委員として、日々、世の中にあふれる言葉を観察し言葉と格闘している著者が、タイトル通り“つまずきやすい日本語”について徹底分析。日本語がどのように変化してきたか、その歴史をはじめ、世代間のギャップや、地域によって意味が違う言葉、つまずきを避けるコツ、相手の話の真意を受け取るためのテクニックなど、日本語の根本を学びながら言葉の作法を習得することができる。読者に語りかけるような読みやすい文章で書かれており、まるで教室で講座を受けているかのような気分になるだろう。より良いコミュニケーションが期待できそうな、一読の価値ある日本語の入門書。