



リーダーになる人のたった1つの習慣
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3.9 • 17件の評価
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- ¥1,500
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発行者による作品情報
人間関係をよくしたいと思う人に読んでもらいたい、実話に基づいた感動のストーリーです。「人とのつながり」は、どうやってできていくのか? 【あらすじ】起業を考えていた武田、五十嵐、間宮の3人は、それぞれ赤字のカラオケ店を1年間だけ任されることになる。一流大学を出た高圧的な武田は、スタッフから辞表を突きつけられる。アイデア豊富な五十嵐は、スタッフと仲良くなるが、企画の限界という壁につきあたる。人を大切にする間宮は、どんなに働きかけてもやる気を見せないスタッフに気力を奪われていく……。
APPLE BOOKSのレビュー
人を動かす立場にある人に向けた人材育成論。実話に基づいたプロジェクトを小説仕立てにしており、異なる赤字店舗を任された3人の店長が、各々のアプローチで黒字化を目指すというストーリー。登場する3人の店長は、それぞれに個性的だが、読者自身にも必ず当てはまるキャラクターで共感できる。高圧的なリーダー、友達感覚のリーダー、人情派のリーダーと、異なる手法で店舗の改革を目指すが、3者3様のピンチに直面する。リーダーとなった人が陥りやすい事象を端的に表しつつ、著者はそのリーダーが陥ったわなを指摘し、必要なスキルについて解説していく。難しい経営学やマーケティング論をふりかざすのではなく、人と人とが関係を結んでいく中で大切なものは何かという根本に迫る。ビジネスマンばかりでなく、あらゆるシーンで活用可能なコミュニケーション力の基礎。さらりと読めてしまうが、感動を呼ぶ数々の金言は、読後に深い余韻を残すことだろう。