七つの会議
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4.0 • 765件の評価
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- ¥880
発行者による作品情報
トップセールスマンだったエリート課長・坂戸を“パワハラ”で社内委員会に訴えたのは、歳上の万年係長・八角だった―。いったい、坂戸と八角の間に何があったのか?パワハラ委員会での裁定、そして役員会が下した不可解な人事。急転する事態収束のため、役員会が指名したのは、万年二番手に甘んじてきた男、原島であった。どこにでもありそうな中堅メーカー・東京建電とその取引先を舞台に繰り広げられる生きるための戦い。だが、そこには誰も知らない秘密があった。筋書きのない会議がいま、始まる―。“働くこと”の意味に迫る、クライム・ノベル。
カスタマーレビュー
オリコう。
、
池井戸っぽい
いかにも池井戸潤さんらしい作品。
途中、若干ダレる感じはあるものの、最後はスッキリと読み終われる王道作品です。
0111011101110000011
、
会社員の前に人としての深さ
素の人間性が滲み出る話は深く感銘を受けた作品。
サラリーマンが八角のような人間があるべき姿なら
サラリーマンは過酷な稼業なんだとしみじみ思う。
もちがせ
、
事件は"会議"で起きている
会社、部署、家族、様々なカテゴリーで"会議"が進められてますが、人間臭さが巧みに描かれており、リアリティを濃く感じる本でした。事件は会議室で起きている、と言っても過言ではないかと。