介護退職
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- ¥660
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発行者による作品情報
総合家電メーカー北米事業部長の唐木栄太郎は取締役の椅子も目前のエリートサラリーマン。妻と名門私立中を目指す息子と3人、都内で幸福な年末を迎えていた。ところがある日、故郷・秋田で独居する老母が、雪かき中に骨折したとの知らせが。幸い命にかかわる大事には至らなかったが、やがて病院での療養を終えた車椅子の母を、唐木は東京に引き取る決意をする。息子も無事合格し、母を交えた新たな生活は順調に滑り出したかに見えたが、運命は急転、唐木一家を悪夢の日々が待っていた……。現代日本の誰もが抱える「今そこにある危機」を真正面から描ききった著者ならではの問題作、ついに電子化!作家・堺屋太一氏も推薦!
カスタマーレビュー
Bandid
、
男にとって仕事とは何かを問われる作品
主人公と同世代として、人生において男にとって仕事とは何か?を改めて考えさせられる作品。どんな戦場でも精一杯やって結果を残してくれば必ずや認めてくれる誰かがいる。
そして、それが出来るのは家族をはじめ周囲の支えがあってらこそであると感謝の念を気づかしてくれます。