体育館の殺人
裏染シリーズ
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4.2 • 59件の評価
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発行者による作品情報
風ヶ丘高校の旧体育館で、放送部部長の少年が何者かに刺殺された。放課直後で激しい雨が降り、現場は密室状態だった!?早めに授業が終わり現場体育館にいた唯一の人物、女子卓球部の部長の犯行だと、警察は決めてかかるが……。死体発見現場にいあわせた卓球部員・柚乃は、嫌疑をかけられた部長のために、学内随一の天才と呼ばれている裏染天馬に真相の解明を頼んだ。内緒で校内に暮らしているという、アニメオタクの駄目人間に――。しかしなぜ彼は校内に住んでいるのだろう?“平成のエラリー・クイーン”が単行本版より大幅改稿で読者に挑戦!第22回鮎川哲也賞受賞作。/解説=辻 真先
APPLE BOOKSのレビュー
2012年に鮎川哲也賞を受賞した気鋭の若手作家・青崎有吾のデビュー作「体育館の殺人」。ドラマ化作品「戦力外捜査官」シリーズなどで知られるミステリー作家・似鳥鶏からのおすすめコメントをチェックしよう。
"鮎川哲也賞史上初の平成生まれ作家が送る学園本格ミステリーです。「学校に住んでいる」（比喩でなく本当に住んでいる）名探偵裏染天馬の変人かつダメ人間ぶりに爆笑。推理をしてたかと思ったら「徹夜でアニメのＤＶＤを観ていただけ」という、ミステリ史上最もダメ人間な名探偵の活躍はいかに。その一方で、ちょっとした不審点から鮮やかにロジックが紡ぎ出される本格的なミステリーでもあります。"
ジャンル
ミステリー／スリラー
発売日
2015年
3月13日
言語
JA
日本語
ページ数
297
ページ
発行者
東京創元社
販売元
Mobilebook.jp, Inc
サイズ
3.6
MB
カスタマーレビュー
oreinoko
、
3度読み
この本を読んでエラリークイーンを読むなんて推理オタクから呆れられますよね。再読に耐えられる読み応えのある本です！
袴田柚乃
、
キャラクターが魅力的
ミステリーに興味がない人もコメディ感覚で楽しめて、ロジカルな本格ミステリーなので学生にお勧め！