余命一年と宣告された僕が、余命半年の君と出会った話
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4.7 • 84件の評価
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発行者による作品情報
高校一年の冬、早坂秋人は心臓病を患い、余命宣告を受ける。絶望の中、秋人は通院先に入院している桜井春奈と出会う。春奈もまた、重い病気で残りわずかの命だった。秋人は自分の病気を隠して彼女と話すようになり、死ぬのが怖くないと言う春奈に興味を持つ。自分はまだ恋をしてもいいのだろうか? 自問しながら過ぎる日々に変化が訪れて……? 淡々と描かれるふたりの日常に、儚い美しさと優しさを感じる、究極の純愛小説。
カスタマーレビュー
ささととうぅ
、
すごく面白かった
サンプルだけでもとても面白くて本を実際に買ってフルで読みたいなと思いました。映画化もすると聞いているので楽しみです。
何しても被る
、
とにかく感動
本当に感動しました!
最後の方の展開が想像通りだったのにめちゃくちゃ泣いてスッキリしました。
Lightarck
、
感動して、思わずレビューを書きたくなりました
僕は看護師をして、5年が経ちました。がん患者さんを主に看護しています。働いてから僕には分からないことがあります。それは、なぜ生きたいのか?。
抗がん剤治療は想像よりも辛いことが多く、完治というよりも余命を伸ばすことで使用されていて、最後は病院で過ごす時間が多いです。
僕は5.6歳の時に、なんで生きているんだろう?とふと思いました。年を重ねて行くに連れて、より強く思うことが多くなり、生きている意味を見失ってます。だからこそ、生きる意味、死ぬ意味を見つけたいと渇望しているから、この本を読むことにしました。
普段から読書をしないのでずが、この本を読み止まらなくなり、涙が溢れて、憔悴しきった様にも似た感情になりました。人の思いが助けになるんだと、改めて感じました。何気ないことを一緒に過ごせる人が最後には大事なんなと思いました。
この本を読んで、また一つ、自分のことを見つめ直したいと学びました。