信長の原理【上下 合本版 電子特典付き】 信長の原理【上下 合本版 電子特典付き】

信長の原理【上下 合本版 電子特典付き‪】‬

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発行者による作品情報

織田信長の飽くなき渇望。家臣たちの終わりなき焦燥。

焼けつくような思考の交錯が、ある原理を浮かび上がらせ、

すべてが「本能寺の変」の真実へと集束してゆく――。

まだ見ぬ信長の内面を抉り出す、革命的歴史小説!



吉法師は母の愛情に恵まれず、いつも独り外で遊んでいた。長じて信長となった彼は、破竹の勢いで織田家の勢力を広げてゆく。だが、信長には幼少期から不思議に思い、苛立っていることがあった――どんなに兵団を鍛え上げても、能力を落とす者が必ず出てくる。そんな中、蟻の行列を見かけた信長は、ある試みを行う。結果、恐れていたことが実証された。神仏などいるはずもないが、確かに“この世を支配する何事かの原理”は存在する。そして、もし蟻も人も同じだとすれば……。やがて案の定、家臣で働きが鈍る者、織田家を裏切る者までが続出し始める。天下統一を目前にして、信長は改めて気づいた。いま最も良い働きを見せる羽柴秀吉、明智光秀、丹羽長秀、柴田勝家、滝川一益。あの法則によれば、最後にはこの五人からも一人、おれを裏切る者が出るはずだ――。



※ 本電子書籍は『信長の原理 上』『信長の原理 下』を1冊にまとめた合本版に、電子書籍版特典として、「小説 野性時代」2016年8月号掲載「垣根涼介×東山彰良 連載開始記念対談」を加えたものです。

ジャンル
小説/文学
発売日
2020年
9月24日
言語
JA
日本語
ページ数
596
ページ
発行者
KADOKAWA
販売元
DWANGO Co., Ltd.
サイズ
10.2
MB

カスタマーレビュー

Nymphhh

新たなる

いままでに不明瞭の解釈を改めて表現して
より納得感を得ることが出来る
時間を忘れて読む

またどんな資料を参考にしたか、
末尾もしっかりと書かれてちゃんと解説して貰える

本当に有意義な時間を過ごせました

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