大前研一通信 VOL.282
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発行者による作品情報
「大前研一通信」は様々な社会問題に対し、グローバルに活躍する経営コンサルタントの大前研一の発言や論文を、まるごと読むことができる唯一の月刊情報誌です。 マスコミ上に発信された大前研一の発言や、雑誌媒体へ連載している記事等が読め、新聞やテレビでは分からない多面的・国際的視野があなたの前に広がるでしょう。これからの激変する時代の指針として、21世紀のサバイバルツールとして、「大前研一通信」を是非、お役立てください。
今回は、経産省主導の解体方針で稼ぎ頭の半導体事業を売却、黒字のメディカル事業や家電のブランドも売却した東芝が、再起不能な崩れ方をしている一方、鴻海マネーとパワーを借りて解体の危機を乗り切り、生まれ変わろうとしているシャープなどを例に、20世紀の成功体験を引きずり21世紀に足を踏み入れた日本企業や、平均給与が10万ドル(約1100万円)のアマゾンや「初任給40万円」の募集で話題を集めた企業を例に、20年間給与が上がらず世界に取り残されている日本人に対し、大前研一が警鐘を鳴らす記事を巻頭に、「思い出の論文」には、優れたビジネスプロフェッショナルになるには、右脳と左脳を駆使する事に言及している記事を、「関連発言」としては、大前経営塾体験記をご紹介し、20年ぶりに最高益見通しのソニー社長交代に関して発言した記事など、最新刊「個人が企業を強くする(小学館)」にも関連した記事を前半に、後半では、就任して1年がたったトランプ米大統領に関連し、対中、対ロを最優先にする国防戦略や米大使館のエルサレム移転問題、ダボス会議(世界経済フォーラム年次総会)での演説に加え、通商政策、税制改革に関する記事などで構成した「トランプの1年」と題した二弾特集号です。また【経済】として、米アマゾン、グーグル、ゼネラル・エレクトリック、中国のテンセントなどの注目企業や、アマゾンに対抗するために、小売り最大手の店舗と物流網をもつイオンに、IT業界の雄であるヤフーとソフトバンクの3社が共同でインターネット通販事業に乗り出すことに関連した記事などもご紹介します。