大地の子(四) 大地の子(四)
大地の子

大地の子(四‪)‬

    • 4.2 • 23件の評価
    • ¥640
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発行者による作品情報

「松本先生どうしてここへ?」「陸さんこそ、なぜ」実の妹の臨終を看取り、悲嘆にくれる一心の前に、東洋製鉄の松本耕次が現れた。松本は、娘の消息がわかって駆けつけたのだった。あまりに唐突な父子の再会に動揺し、わが眼を疑う二人。一方で、宝華製鉄建設は大詰めをむかえ、日本側は中国首脳に翻弄されていた。その中で頭角を現す一心に、更なる悪意が襲いかかる…。戦争孤児・陸一心の苦難に満ちた旅路、最後に選ぶのは祖国日本か中国か。血と汗と涙の傑作巨篇、完結。

ジャンル
小説/文学
発売日
1994年
2月10日
言語
JA
日本語
ページ数
277
ページ
発行者
文藝春秋
販売元
BUNGEISHUNJU LTD.
サイズ
2.3
MB

カスタマーレビュー

fudao2hanguo

人生の1冊

とにかく素晴らしいの一言に尽きます。
図らずも、昨年2018年は日中平和友好条約締結40周年を迎え、安倍総理が訪中され、そこで読まれたスピーチの中には、この大地の子の中でも何度となく出てくる「日中友好」というワードがありました。
もちろんその言葉を決して軽い気持ちで総理が述べられたとは一ミリたりとも思ってはいませんが、大地の子を読んだ今、この「日中友好」という一言の裏には日本の先人たちがどれほどの苦労があったのかと思うと並々ならぬ思いを抱かざるを得ません。
また、完全なる自分の勉強不足ではありますが、戦争による残留孤児の問題を全くと言っていいほど知らずに今までを生きてきたことが本当に恥ずかしくもあり、大地の子を読んだことによって、この問題を知ることができ、さらにこの本に感謝するばかりです。
残留孤児の問題を知って、日本という国の影の部分を知ったわけですが、あまりにありきたりな言葉ではありますが、また改めて戦争をいかにしてはいけないか、ということが強く感じられました。
本当に素晴らしい本でした。

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