続 氷点(下)
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4.4 • 180件の評価
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- ¥550
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発行者による作品情報
血の中を流れる罪を「ゆるす」といってくれる権威あるものをつかんだ陽子。感動の結末!
北海道大学に進学した陽子は、徹の友人・北原や札幌で知り合った順子らと、一見穏やかな日々を過ごすが、不義の子であるという自らの「罪」に悩み苦しむ。そんな陽子の前に、実の弟である達哉が現れる。達哉は異父姉とも知らずに、以後、陽子に近づき、母の秘密をかぎ出していく。そしてついに陽子が実母と顔を合わせる日がやってくる……。
1971年(昭和46年)にテレビドラマ化され話題を呼んだ。
「三浦綾子電子全集」付録として、夫・三浦光世氏による「創作秘話」などを収録!
カスタマーレビュー
セゾンネコ
、
何この終わり方
氷点がとてもよくて、続・氷点(上)もハラハラしながら読み続け、楽しみだった最終巻の「続・氷点(下)」でずっこけ。辰子の人格が大好きだったので、滅多に登場しなくなってつまらなくなった。南京大虐殺が真実だったかの様な嘘が書かれた箇所で一挙に覚めた。日本軍はそんな野蛮な事はしておりません。最後まで陽子に振り回されて、ハッピーエンドを期待してたのに、納得いかない締めくくりだった。最後の章はキリスト教信仰バイブルですな。