後宮の烏
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- ¥620
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発行者による作品情報
後宮の奥深く、妃でありながら夜伽をすることのない、「烏妃」と呼ばれる特別な妃が住んでいる。その姿を見た者は、老婆であると言う者もいれば、少女だったと言う者もいた。彼女は不思議な術を使い、呪殺から失せ物さがしまで、何でも引き受けてくれるという――。時の皇帝・高峻は、ある依頼のために烏妃のもとを訪れる。この巡り合わせが、歴史を覆す「禁忌」になると知らずに。 【目次】翡翠の耳飾り/花笛/雲雀公主/玻璃に祈る
カスタマーレビュー
aquamica
、
美しい
これほど心も身体も熱くなる物語に久しぶり出会えた。全てが美しすぎて残酷で眩しかった。
sayusdrop
、
なかなか読み進まない理由
ひとつめ
八咫烏シリーズと間違えて購入してしまった。
(タイトル似すぎ)
ふたつめ
難しい漢字や言葉が多く、これはこれで嫌いではなく寧ろ調べながら読むのは楽しいと思える方なのだが、
それに比べて普通なら漢字表記だろって所が
何故かひらがなで書かれている為、稚拙な感じがして読むテンポが非常に悪くなり、
読み気を削がれる。
こういったちょっとファンタジー系?はぐいぐい引き込まれて気付いたら読み終わってた、
ぐらいじゃないと面白い!とは言えないと思う。
でもまだ読み切ってないので、星の数は期待を込めて3つにしたが、読んでる途中でレビューしようと思ったのはこの作品が初めてです。
清歌kiyoka
、
水墨画のような小説
日本人作者が中国式宮廷や後宮をどのように描くのが、一中国人読者として非常に興味があったので、買いました。カバーももちろん美しいのですが、景色や心境の変化などの描写においてもとても日本式で美しかったです。読んでいて楽しかった。ありがとうございました。続きも読みたくなって第二巻を早速買うことにしました。どんな物語が待っているだろうか、ワクワクしています!