指輪物語 旅の仲間
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4.0 • 127件の評価
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- ¥2,400
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発行者による作品情報
ホビットのフロドは、養父のビルボからある指輪を譲られる。灰色の魔法使いガンダルフから、その指輪はサウロンの邪悪な力が込められた「一つの指輪」に違いないと告げられたフロドは、三人の友人とともに、サウロンの追及をかわして、エルフ王エルロンドの住まう「裂け谷」を目指す。後を追う不気味な黒の乗り手。やっと辿り着いたエルロンドの館で会議が開かれ、そこで指輪を「滅びの罅裂」に投げ入れて消滅させることが決定された。指輪所持者にフロド、同行者として、それぞれの種族――人間、エルフ、ドワーフ、ホビットそして魔法使い――を代表する八人の「旅の仲間」が選出された。「裂け谷」を後にしたフロドを入れて九人の仲間は、途中、かつてドワーフの壮麗な地下宮殿だった「モリア」の坑道を抜けようとする。しかし、モリアは、いまやおぞましいものたちの巣窟となり果てていた。一 同は、ここで最悪ともいえる事態に遭遇する。
APPLE BOOKSのレビュー
全世界で1億人以上のファンを持つ長編ファンタジーの金字塔『指輪物語』3部作の第1部にあたる『指輪物語 旅の仲間』。遠い昔、冥府の大王サウロンはあらゆる限りの邪悪な力を込めた指輪を作った。ホビット族の少年フロドは、養父のビルボから昔の旅で拾ってきたある指輪を譲り受ける。その指輪こそ、この世界の命運が懸かったサウロンの“一つの指輪”だったのだ。見えざる意思と世界を暗黒時代へと引きずりこむ力を持つ指輪を破壊するには、滅びの山の“滅びの罅裂（きれつ）”に投げ込むしかないという決定を、闇の国に抵抗する種族たちによる会議で下される。そこで、指輪を持つフロドの同行者として、彼を守るためにホビット族の仲間たちであるサム、メリー、ピピン、人間のアラゴルンとボロミア、エルフ族のレゴラス、ドワーフ族のギムリ、そして魔法使いのガンダルフと、種族を代表する8人の「旅の仲間」が選出された。そして一行は、大きな使命を胸に旅へと出発するのだが…。 J.R.R.トールキンの壮大で緻密な世界観に詠嘆するとともに、これから待ち受けるさまざまな困難と冒険に胸が高鳴る。2001年に実写映画化され、アカデミー賞13部門にノミネートされた。
