



月下のサクラ
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4.0 • 46件の評価
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- ¥880
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発行者による作品情報
シリーズ累計27万部突破!
警察小説の新たなるヒロイン誕生!
念願かない警察広報職員から刑事になった森口泉。記憶力や語学力を買われ、希望していた機動分析係へ配属された。自分の能力を最大限に発揮し、事件を解決に導く――。
だが配属当日、会計課の金庫から約一億円が盗まれていることが発覚。メンバー総出で捜査を開始するが、犯行は内部の者である線が濃厚だった。署が混乱する中、さらに殺人事件も発生。組織の闇に泉の正義が揺れる。
APPLE BOOKSのレビュー
『孤狼の血』の柚月裕子が、警察組織の不条理と闘う女性、森口泉の成長を通して正義とは何かを問う“サクラ”シリーズの第2作。前作『朽ちないサクラ』で親友の死の真相を知った森口泉は、警察の広報職員を辞めて刑事に転身する。係長の黒瀬警部から記憶力を買われ、情報を解析、プロファイリングして事件を解決に導く捜査支援分析センター機動分析係に配属された泉だが、くせ者ばかりのメンバーは特別扱いの“スペカン(スペシャル捜査官)”と呼び、冷遇する。そうした中、県警会計課の金庫から1億円の盗難が発覚。警察内部の者による犯行が疑われたが、事態はやがて殺人事件を引き起こす…。前作と同様に公安警察と刑事警察の対立、警察組織内の保身や主導権争いが生々しく描かれるが、孤立無援だった主人公が覚悟を持って事に臨み、ぼろぼろになりながらも信念を貫こうとする自己形成小説としての側面も大きい。さらに、防犯カメラの画像を解析し、捜査に有効な情報を得るプロフェッショナル軍団である機動分析係の仕事を読者に教える情報小説としての魅力も捨てがたい。
カスタマーレビュー
ありがとうございました
ストーリーが物凄く練られています
最近読んだ小説の中で一番ですね
中山先生も唸るところが多いのですが、
柚木先生も物語を一気に読み、読み返す
最高の小説でした
柚木先生、ありがとうございました
プロットに無理が
期待して読んだだけにあまりにプロットに無理があると思う。最終章のどんでん返しもどうかな。正直期待外れでした。