海が見える家 それから
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4.2 • 145件の評価
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- ¥720
発行者による作品情報
ロングセラー続編、いきなり文庫で刊行!
入社一ヶ月で会社を辞めた直後、田舎暮らしを始めた父の死を知らされた。文哉が霊安室で対面した父は、なぜか記憶とはまるで違う風貌をしていた。
家族に遺されたのは、丘の上にある、海が見える家。文哉は、遺品を整理しながら、父の足跡をたどっていく。すると、意外な事実を突きつけられていくのだった。
豊かな自然が残る南房総の暮らしを通して、文哉は自らの人生を見つめる時間をすごしていた。そんなある日、元彼女からメールが届く。
果たして、都会を捨て、田舎に逃げてきただけなのか? あれから一年。自問の末、文哉が踏み出す新たな一歩とは?
幸せのあり方を問う感動のロングセラー続編、いきなり文庫で刊行。
カスタマーレビュー
オリコう。
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みんなに読んで欲しい
『海が見える家』2作目読破です。
いいです。 好きな作風です。
突飛な出来事がある訳ではないし、殺人や推理もない。 SF紛いの流れもないし、もちろんノンフィクションでもない。
田舎で生活する人の何気ない生活を切り取った作品なのですが、好きです。
読んでいてホッコリします。
私、生活に疲れているのでしょうか?
ひとさんぽ
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生き方
自分の生き方をちゃんと見つけられた人は幸せ。殆どの人が社会という中から抜け出せないでしがらみの中で生きているのだから。地に足をつけた文哉のこれからが楽しみで仕方ない。