空飛ぶタイヤ(上)
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4.2 • 219件の評価
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- ¥760
発行者による作品情報
走行中の大型トレーラーが脱輪し、はずれたタイヤが歩道を歩く若い母親と子を直撃した。トレーラーの製造元ホープ自動車は、トレーラーを所有する赤松運送の整備不良が原因と主張するが、社長の赤松は到底納得できない。独自に真相に迫ろうとする赤松を阻む大企業の論理に会社の経営は混迷を極め、家族からも孤立し、絶望のどん底に堕ちた赤松に、週刊誌記者・榎本が驚愕の事実をもたらす。(講談社文庫)
カスタマーレビュー
yamanobek
、
メモ
メモ:2015年2月16日ibook購入。2015年に読んだと思われる。
@ていえす
、
気になっていてやっと読みました
おもしろいの一言です
lame602
、
偽装体質が明解
財閥系車企業の腐敗体質が非常に良く分かる傑作。
思えばここで言う一度目のリコール隠し以前から、燃費偽装は行われていたわけだから、
現時点でも、何か隠されていると考えるのが順当。
小説的には、起承転結の転が始まるまでで、下巻を大いに期待したい。