笑いのカイブツ 笑いのカイブツ

笑いのカイブ‪ツ‬

    • 3.8 • 39件の評価
    • ¥790
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発行者による作品情報

27歳、童貞、無職、全財産0円。笑いに狂った青年が、世界と正面衝突!

“伝説のハガキ職人”による、心臓をぶっ叩く青春私小説。

21歳にして「ケータイ大喜利」でレジェンドの称号を獲得。「オールナイトニッポン」「伊集院光深夜の馬鹿力」「バカサイ」「週刊少年ジャンプ」などで、他を圧倒する質と量で圧倒的な採用回数を誇り、「アメトーク」でも取り上げられる。いつしか彼は“伝説のハガキ職人”と呼ばれるようになる。

構成作家を志すも、“人間関係不得意”のため、挫折の繰り返し。命を削るように面白いネタを書くことに邁進する、貪欲なまでのストイックさ。恋と、挫折。やがて彼の頭の中に奇妙な「カイブツ」が棲みつき、主人公をときに叱咤し、ときに罵倒する。休むことのない内なるカイブツとの戦いの果て、主人公はいつしか「死」を想うようになる。

笑わせるか、死ぬか。

この主人公は、著者自身なのか、それとも頭の中のカイブツが生み出した妄想なのか?

ツチヤタカユキの熱狂的な道行きが、いま紐解かれる。


単行本刊行後を濃厚に描いた「文庫版あとがき」を収録。出版によってメジャーな世界に一歩踏み出したことで、主人公(作者)の鬱屈は晴れる日がきたのか、それとも・・・?

とどまることのない激情の発露が、読者の心に突き刺さる、感動の「最新章」。

ジャンル
伝記/自叙伝
発売日
2019年
6月6日
言語
JA
日本語
ページ数
304
ページ
発行者
文藝春秋
販売元
BUNGEISHUNJU LTD.
サイズ
6.6
MB

カスタマーレビュー

れのひと

ネタバレありの感想です

作者自身も人間関係が苦手な事

それでもピンクさんみたいな理解者がいる事

モテないと思っていたが向こうから積極的に来てくれた彼女がいた事

お母さんは昔お父さんをよく変える人だったが、途中から完全に母モードに切り替わり作者の事をかなり思いやる良い母に変わった事

作者は笑いに関してすごく真剣で、本気で取り組んだら成果をちゃんと出せている事

最後の絶望と答える質問の大喜利を考える時、無人島にひとつだけ持っていくものとした点で作者がすごく優しい人だと思った事

あとがきの性交渉のポエムだけは理解できませんでした

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