義血侠血
発行者による作品情報
明治・昭和時代の日本の小説家である泉鏡花の小説。この作品はドラマチックで面白い出会いの場面や、純潔清浄な白糸と欣也の生き生きとした会話文、そして、強盗殺人場面の臨場感の物凄さ! 悲しく切ない悲恋物語。紛れもない傑作。
カスタマーレビュー
awa1212kla
、
おもしろい
世話になった人を断罪する時の気持ちが如何ばかりか、裁判のシーンは読んでいて苦しくなった。白糸の強さ美しさは清々しいし、だからこそ罪を犯した時、裁判を受ける時、読んでいて辛かった。罪人なのに、心は綺麗なまま。
振れ幅の大きいストーリーで、後半はハラハラして、悲しくなる…。