錢形平次捕物控 平次女難
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発行者による作品情報
「銭形平次捕物控 024 平次女難」は日本の小説家・作家・音楽評論家である野村胡堂の捕物シリーズの一編。両国橋から身投げした女・お楽を救助した銭形平次は、三人組の大泥棒の一人である香三郎の妹であるがゆえに、世間から除け者にされているというお楽に同情を覚える。お楽の面倒を見るために、妻・お静を家から追い出してしまった平次だが、お楽が何者かに殺害されてしまう。死体の側に落ちていた櫛(くし)から、お静が下手人として疑われていると知った平次は…。平次とお静の夫婦の絆を描いて素晴らしい。