隷属なき道 AIとの競争に勝つ ベーシックインカムと一日三時間労働 隷属なき道 AIとの競争に勝つ ベーシックインカムと一日三時間労働

隷属なき道 AIとの競争に勝つ ベーシックインカムと一日三時間労‪働‬

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発行者による作品情報

◎ピケティに次ぐ欧州の新しい知性の誕生◎

オランダの29歳の新星ブレグマンが、「デ・コレスポンデント」という
広告を一切とらない先鋭的なウェブメディアで描いた
新しい時代への処方箋は、大きな共感を呼び、全世界に広がりつつある。

最大の問題は、人間がAIとロボットとの競争に負けつつあること。
その結果「中流」は崩壊し、貧富の差は有史上、もっとも広がる。
それに対する処方箋は、人々にただでお金を配ること、週の労働時間を15時間にすること、
そして国境線を開放することである。
それこそが、機械への『隷属なき道』となる。

【目次】
第1章 過去最大の繁栄の中、最大の不幸に苦しむのはなぜか?
第2章 福祉はいらない、直接お金を与えればいい
第3章 貧困は個人のIQを13ポイントも低下させる
第4章 ニクソンの大いなる撤退
第5章 GDPの大いなる詐術
第6章 ケインズが予測した週15時間労働の時代
第7章 優秀な人間が、銀行家ではなく研究者を選べば
第8章 AIとの競争には勝てない
第9章 国境を開くことで富は増大する
第10章 真実を見抜く一人の声が、集団の幻想を覚ます
終章 「負け犬の社会主義者」が忘れていること
解説 欧州の新しい知性の登場 日本語版編集部

ジャンル
ビジネス/マネー
発売日
2017年
5月25日
言語
JA
日本語
ページ数
312
ページ
発行者
文藝春秋
販売元
BUNGEISHUNJU LTD.
サイズ
3
MB

カスタマーレビュー

ラシイ

次の世界のあり方

ベーシックインカムは大変興味深い。
ポスト資本主義のベースとなる考え方の一つだろう。

実現する為には世界政府が必要か。億を超える人口の国では予算の確保と継続は厳しい。

早速、ロボットが生産を担う時代の考え方だろうか。

しかしタイトルが「隷属なき」だが、国から小遣い貰い続けたら国に隷属しないか?例え基本的人権に書き加えたとしても人として傲慢脆弱にならないか?

生涯を、研究、スポーツ、芸術に。不採算分野の消滅と全人類ボランティア化。

ユートピアか?
デストピアか?
やはり大変興味深い。

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