黄金の烏 八咫烏シリーズ3 黄金の烏 八咫烏シリーズ3
八咫烏シリーズ

黄金の烏 八咫烏シリーズ3

    • 4.6 • 27件の評価
    • ¥540
    • ¥540

発行者による作品情報

※2020年8月8日より、カバーが変更となりました。内容については変更ございませんので、ご注意くださいませ。


八咫烏が支配する世界〈山内〉を揺るがす危険な薬と人喰い大猿。

故郷の危機に敢然と立ち向かう世継ぎの若宮と元近習・雪哉は危険を顧みず――。

人気シリーズ第3弾!


2012年『烏に単は似合わない』で、史上最年少の20歳で松本清張賞を受賞した阿部智里。翌年に受賞作と対をなす『烏は主を選ばない』を上梓。人間の代わりに八咫烏の一族が支配する世界〈山内〉を舞台に、次の統治者である日嗣の御子の座をめぐり、東西南北の四家の大貴族と后候補の姫君たちを巻き込んだ権力争いを波乱万丈に描ききった。本作『黄金(きん)の烏』もやはり山内を舞台にした、壮大な和製ファンタジー。しかし宮中を飛び出し、そのスケール感は飛躍的にアップした。

物語は世継ぎの若宮と、郷長のぼんくら(とされる)次男坊が、危険な薬〈仙人蓋〉の探索にでかけるところからはじまる。不穏な気配を漂わせた旅先で、何と彼らが出会ったのは、人を喰らう大猿だった!壊滅した村の中でたったひとり残されたのは、謎の少女・小梅。――いったい僕らの故郷で、なにが起こっているのだろう?

山内の危機に際し、若き主従は自らの危険を顧みず、事件のヒントを持つと思われる暗黒街の支配者のもとに出向く。そこで雪哉に課されたのは、未知の隧道の先にある物を持ち運ぶことだった。深い暗闇の底での冒険の末、雪哉が見たものとは?

スペクタクル満載の本作は三部作の最高傑作にして、新たな展開をも予感させる意欲的な書き下ろし大作。「世界に通じるファンタジー作家」を目指す、阿部智里の才能にますます心奪われる一冊となっている。


解説・吉田伸子

ジャンル
小説/文学
発売日
2016年
6月10日
言語
JA
日本語
ページ数
384
ページ
発行者
文藝春秋
販売元
BUNGEISHUNJU LTD.
サイズ
1.4
MB
山霧 毛利元就の妻 上 山霧 毛利元就の妻 上
2013年
岡本綺堂全集 岡本綺堂全集
2015年
八州廻り浪人奉行:4 昇龍の剣 八州廻り浪人奉行:4 昇龍の剣
2011年
閻魔の世直し―善人長屋― 閻魔の世直し―善人長屋―
2015年
父子の峠 日暮し同心始末帖 父子の峠 日暮し同心始末帖
2017年
四色の藍 四色の藍
2014年
烏に単は似合わない(1) 烏に単は似合わない(1)
2018年
烏の緑羽 八咫烏シリーズ9 烏の緑羽 八咫烏シリーズ9
2024年
烏に単は似合わない(4) 烏に単は似合わない(4)
2020年
烏に単は似合わない 八咫烏シリーズ1 烏に単は似合わない 八咫烏シリーズ1
2014年
烏に単は似合わない(2) 烏に単は似合わない(2)
2019年
烏に単は似合わない(3) 烏に単は似合わない(3)
2019年
後宮の烏2 後宮の烏2
2018年
後宮の烏4 後宮の烏4
2020年
後宮の烏5 後宮の烏5
2020年
後宮の烏3 後宮の烏3
2019年
後宮の烏6 後宮の烏6
2021年
後宮の烏7 後宮の烏7
2022年
空棺の烏 八咫烏シリーズ4 空棺の烏 八咫烏シリーズ4
2017年
玉依姫 八咫烏シリーズ5 玉依姫 八咫烏シリーズ5
2018年
弥栄の烏 八咫烏シリーズ6 弥栄の烏 八咫烏シリーズ6
2019年
楽園の烏 八咫烏シリーズ7 楽園の烏 八咫烏シリーズ7
2022年
追憶の烏 八咫烏シリーズ8 追憶の烏 八咫烏シリーズ8
2024年
烏の緑羽 八咫烏シリーズ9 烏の緑羽 八咫烏シリーズ9
2024年