黒い家 黒い家

黒い‪家‬

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    • ¥730

発行者による作品情報

若槻慎二は、生命保険会社の京都支社で保険金の支払い査定に忙殺されていた。ある日、顧客の家に呼び出され、期せずして子供の首吊り死体の第一発見者になってしまう。ほどなく死亡保険金が請求されるが、顧客の不審な態度から他殺を確信していた若槻は、独自調査に乗り出す。信じられない悪夢が待ち受けていることも知らずに……。恐怖の連続、桁外れのサスペンス。読者を未だ曾てない戦慄の境地へと導く衝撃のノンストップ長編。第4回日本ホラー小説大賞受賞作。

ジャンル
小説/文学
発売日
1998年
12月10日
言語
JA
日本語
ページ数
367
ページ
発行者
KADOKAWA
販売元
DWANGO Co., Ltd.
サイズ
3
MB

カスタマーレビュー

c0d0a

才能溢れる一冊

文章から滲み出る聡明さが際立つ。難しい言葉や、現代ではあまり慣れ親しんでいる表現ではないものもあり、読むことが億劫になりつつも、それを超えて読み進めようと感じさせる情報量とテンポの良さ、サイコパス(と、本作中では表現して欲しくないのかもしれないが、汎用的な意味でのサイコパス)との攻防シーンと、どれをとっても読み応えがあった。
参考とした文献の数は不明だが、下調べの豊富さには舌を巻くものがあり、(もしかすると本人が保険会社で働いていたのかもしれないが。)この本を書くことへの熱量が伝わってきた。
内容としても非常にまとまっており、最後まで面白かった。

welajan

サイコホラーの名作

流石に随所に古い記述もあるが、相当に怖い。

たむらのりお

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面白い。

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