さきちゃんたちの夜
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- ¥510
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発行者による作品情報
音信不通になった友人を、彼の恋人と探す編集者の早紀。
生前母と絶縁していたおばの遺言を受け取った紗季。無料の豆スープを近所に配る祖父母のもとで育った咲。子どもが好きだけど産むことができない、乳児院で働く沙季。絵本作家の事務所で働く崎と、父親を失った小さな姪のさき。
それぞれの“さきちゃん”たちの日々を描いた5つのストーリー。
誰かが決めた立派な人生ではなく、自分自身の毎日をしっかりと歩む“さきちゃん”たちの、すがすがしい生き方に力づけられる短編集。
カスタマーレビュー
みずそよ
、
いろんなさきちゃん!
とても読み応えがあり、久しぶりに心に染みる小説と出逢えました。
よしもとばななさんのお話は読んでいる途中空気感が濃すぎて息苦しくなるということもあるけれど、結果癒されていたという感じ。
すごい才能ですよね。